私には著作物をまとめるだけの才能が無いので、長年の構想をブログの形で載せます。 古くはシャープのワープロ・書院で書いていた。それもDOSファイルに変換したものの、フロッピーディスクが散逸してしまった。 自宅サーバでホームページやブログで載せたが、予備サーバが壊れてしまい、いつまで現状を維持できるかわからない。 そこで、外部のブログサービスを利用して残すことにした。
2017年2月19日日曜日
ざくっと「ふくね湯繁盛記」
遠藤周作氏は、未発表の作品の構想にヨブ記をモチーフにしていたとか・・・
だけど、発表されず仕舞いだった。
私も同じようにヨブ記をモチーフにして、物語を描きたい。
戦後、復員してきた男は、進駐軍から払い下げになったドラム缶で銭湯を始めた。
やがて本格的な銭湯になり、子供たちがその銭湯を中心に飲食店や衣料店始め、商店街を形成していった。
この男、ドラム缶を入手すべく進駐軍と交渉を成功した帰り、銭湯の名前を考えていた。ふと傍らに、かまぼこ型兵舎を利用したキリスト教の教会があった。
「○×△福音教会」
だが、この男、福音をふくねだと思った。そこで、銭湯をふくね湯と名づけて営業した。
本来は、初音湯にするつもりだったが、福々しい感じがするので、「ふくね湯」で押し通した。
色々な人々がその銭湯にやってきた。
銭湯好きなフランス人のガストン・ボナパルト氏、イラン人キリスト者のユセフ君・・・
このユセフ君は、この男に気に入られペルシャ語講座を銭湯で開くまでになっていた。
ところが、ユセフ君、アラブ人テロリストに狙われていた。
不審火でふくね湯を始め商店街は、全焼した。この男の家族も何人か亡くなった。
そして、この男も重い火傷を負い伏せることに・・・
古くからの友が訪ね、この男の落ち度を探る。奥さんも、この男を見捨てようとする。
やがて、この男の孫、ユセフ君を支えるボランティアの若者たちが、銭湯を復活させ、かつての商店街に賑わいを取り戻す。
この男、ひ孫に囲まれそれまでの人生を振り返る・・・
ちなみに、ユセフ君の彼女で後に奥さんになるのが、ミリアムさんで、間に生まれた男の子はイーサー君!!
そ! ユセフ君の職業は建設業関連だけど、解体屋(^o^)/
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