2017年2月19日日曜日

「無名の殉教者」没稿

岩木山に沈む夕日


 当初、長崎から東京に来たカトリック信者の大学生から物語を描こうと思ったけど、時空を行ったり来たりするのが大変なのでやめた。
 長崎と東京のカトリック教会の空気感の違いを発端に、物語を展開しよーかと思ったけど、話が間延びしそーだった。
 まっ、それよりも、しっかりした取材でもしないと描けないと思ったね(^^;)

 ちなみに、この学生の名は、「中田」で、津軽の切支丹研究家の名も「中田」だった。
 でも実際には、中田姓の切支丹は伊勢系の切支丹類族で、現在の弘前市土手町に住んでいた長助・はる夫妻が記録に残っていたのだが・・・
 手元の資料がみつからない(^^;)

 このアイディアのきっかけは、神奈川在住の頃、弘前に帰省する際、バスで盛岡駅から弘前に向かう途中、弘前大鰐ICに差し掛かった辺りで、電話がかかってきたことだった。
 丁度、岩木山が奇麗に見えたので、このコースを辿るよーにできないかと思ったのだけど・・・
 まっ、話の展開が難しいね(^_^;)/

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